韓国で治療・美容医療を受ける前の準備チェックリスト|パスポート・e-Arrival Card・薬・お金
By KMedTrip editorial · Updated · Written with AI assistance · Reviewed by KMedTrip native-speaker review team
この記事は一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。KMedTripは、韓国政府に登録された外国人患者誘致業者が運営しています。特定の病院・クリニックの推薦や順位付けはせず、病院から報酬も受け取りません。
治療や美容医療のための旅行は、ふつうの旅行より準備することが多くなります。
- いつもの旅行の書類
- 医療の書類
- 回復の計画
- 予定外のことにそなえたお金
出発の数週間前から、このチェックリストを使ってください。入国や薬のルールは変わることがあるので、出発が近づいたら公式ページでもう一度確認しましょう。日程の組み方は日程例の記事も参考にしてください。
ポイント
- 日本のパスポートなら、短期の観光などはビザなしで入国できます。K-ETAは2026年12月31日まで一時免除です(駐日韓国大使館)。
- K-ETAを申請しない場合は、**e-Arrival Card(電子入国申告書)**を到着前に出します。無料です。
- 睡眠薬・抗不安薬(ゾルピデムなど)やコデインをふくむ薬は、韓国では規制の対象です。前もって韓国の承認が必要なことがあります。
- 日本のクレジットカード(Visa・Mastercard・JCBなど)は多くの店で使えます。少しのウォン現金と予備のお金も用意しましょう。
- 荷物は観光用ではなく、回復を考えて選びます。韓国は220Vなので変換プラグも必要です。
- 帰りの便は、医師が「飛行機に乗ってよい」と言うまで、変更できないチケットにしないようにしましょう。
かんたんスケジュール
| いつ | すること |
|---|
| できるだけ早く | パスポートの有効期限を確認。クリニックに、必要な書類や検査を聞く。 |
| 数週間前 | 飲んでいる薬が韓国で規制されていないか確認。承認が必要なら、入国の10営業日以上前に申請。医療の書類を集める。 |
| 数日前 | K-ETAを申請するかどうか決める(2026年は日本人は任意)。たびレジに登録する。 |
| 到着の3日前から | e-Arrival Cardを出す(K-ETAを持っていない場合)。 |
| 1週間前 | このページの最後の「最終チェック」を行う。 |
書類

図1. 準備する書類。①パスポート(残りの有効期間を確認)とコピー。②ビザまたはK-ETA(日本人は2026年末まで一時免除)。③e-Arrival Card(到着の3日前から)。④航空券と、韓国語で書いた宿泊先の住所。⑤予約の確認書。⑥保険の書類。⑦緊急連絡先。
① パスポート
- 滞在する日数よりも十分に長く、有効期間が残っているか確認します。航空会社によっては、残りの期間を確認されることがあります。
- 写真やスキャンをとり、原本とは別に保管します。
② ビザとK-ETA
- ビザ: 日本のパスポートを持つ人は、観光などの短期滞在(90日以内)ならビザは不要です(外務省 海外安全ホームページ、駐名古屋韓国総領事館、2026年10月閲覧)。
- K-ETA(電子渡航認証):ビザなしで入国する人のためのオンラインの許可です。日本は、2026年1月1日〜12月31日のK-ETA一時免除の対象です(駐日韓国大使館、2025年12月24日のお知らせ)。
- K-ETAを任意で申請することもできます。 K-ETAがあれば、入国申告書を出す必要がなくなります(くわしくはK-ETAの記事を参照)。費用は10,000ウォン+オンライン決済の手数料で、不許可でも返金されません。有効期間は3年(パスポートの期限が先に来ればその日まで)です(k-eta.go.kr、2026年10月)。申請は公式サイトk-eta.go.krだけで行いましょう。手数料を上乗せする代行サイトに注意してください。
- 2027年以降の旅行は、一時免除が続くか、出発前に必ず確認してください。
- 治療で長く滞在する場合: 治療目的で長期間滞在するときは、医療観光ビザ(C-3-3)が必要か、駐日韓国大使館・総領事館に確認しましょう(医療ビザ(C-3-3)の記事を参照)。
③ e-Arrival Card(電子入国申告書)
紙の入国カードは2025年12月までは電子申告と併用できると案内されていました(韓国政府の案内、2026年10月閲覧)。2026年以降は、出発前にe-Arrival Cardを出しておくと安心です。
- どこで: 公式サイトe-arrivalcard.go.kr。
- いつ: 到着の3日前から(韓国時間)。
- いくら: 無料(e-Arrival Card guide、2026年10月)。
- だれが: 有効なK-ETAを持っている人は不要です(korea.kr)。K-ETAを申請していない日本人は、e-Arrival Cardを出します。
④〜⑦ ほかの書類(紙とスマホの両方に)
- ④ 航空券と宿泊先の住所。 タクシーで見せられるように、韓国語の住所も用意します。
- ⑤ 予約の確認書。 クリニックやコーディネーターからのもの。
- ⑥ 保険の書類と、保険会社の緊急連絡先。海外旅行保険やカード付帯保険は、美容整形や計画した治療、その合併症をふつう補償しません(海外旅行保険の記事を参照)。
- ⑦ 緊急連絡先。 日本の家族と、コーディネーターの連絡先。外務省のたびレジに登録しておくと、現地の安全情報がメールで届きます。
医療の書類と薬

図2. 持っていく医療の書類と薬。①病歴のまとめ。②飲んでいる薬のリスト。③アレルギー。④最近の検査結果。⑤日本のかかりつけ医の連絡先。⑥元のパッケージに入った薬と処方せん。
書類がそろっていると、韓国の医療チームが安全に治療計画を立てやすくなります。帰国後に日本の医師に診てもらうときにも役立ちます。NHSとCDCも、医療情報を共有し、コピーを持っておくことをすすめています(2026年10月閲覧)。
できれば英語で準備します。日本語の書類しかない場合は、クリニックに受け取れる言語を聞きましょう。
| 書類 | 入れること |
|---|
| ① 病歴のまとめ | 病気、過去の手術、麻酔(感覚をなくしたり眠らせたりする薬)でのトラブル |
| ② 薬のリスト | 薬の名前(成分名=一般名があるとよい)、量、飲む回数。サプリも書く。日本の商品名は韓国で通じないことがあります。 |
| ③ アレルギー | 薬、ラテックス、食べ物 |
| ④ 最近の検査結果 | クリニックが求めるもの。血液検査、心電図(心臓の検査)、歯のレントゲンなど |
| ⑤ かかりつけ医の連絡先 | 必要なときに連絡がとれるように |
手順:
- 必要な書類と検査を、クリニックに聞きます。
- 日本のかかりつけ医にコピーを頼みます。英文の診断書などは有料のことがあります。
- クリニックが求めるものを、出発前に送ります。
- 紙のコピーを持ち、スマホにも保存します。
⑥ 日本の薬を韓国に持ちこむ
- 薬は元のパッケージのまま持っていきます。
- 処方せんのコピーや医師の英文の手紙があると安心です。
- 量は自分で使う分だけにします。
- 規制のある薬に注意。 韓国では、睡眠薬や抗不安薬のゾルピデム、ジアゼパム、アルプラゾラム、ロラゼパムなどが「麻薬類」として規制されています。持ちこむには、韓国の食品医薬品安全処(MFDS)の事前承認が必要です(駐大阪韓国総領事館、2025年1月)。
- 申請: オンライン(nedrug.mfds.go.kr)。2024年12月27日から。
- 時間: 審査に10営業日。入国の10営業日以上前に申請します。
- 量: 滞在日数分+最大5日分。上限は90日分です。
- 書類: パスポートのコピー、航空券、医師の診断書、処方せん、出国する国の政府が出した持ち出しの承認書など。韓国語か英語で用意します。
- 運び方: 機内持ちこみの手荷物だけ。
- コデインをふくむ薬にも注意。 韓国ではコデインは麻薬に分類されています(韓国関税庁、2026年10月閲覧)。日本の市販のせき止めや総合かぜ薬には、コデイン類をふくむものがあります。成分表示を確認し、ふくまれている場合は持っていかないか、事前に問い合わせましょう。
- 日本側の手続きも必要なことがあります。 医療用麻薬を日本から持ち出すときは、地方厚生局麻薬取締部の許可が必要です。処方された向精神薬も、量によっては書類が必要です(厚生労働省 麻薬取締部)。
- わからないときは、出発までに十分な余裕をもって、駐日韓国大使館やMFDSに問い合わせましょう。
帰国後のことも考えておく
韓国を出る前に、次の書類のコピーをもらいます。
- 何をしたか
- どんな薬を使ったか
- 使ったインプラントや材料
- アフターケアの指示
帰国後に、日本のかかりつけ医や歯科医の予約も入れておきましょう。
お金と支払い

図3. お金について考えておくこと。①カード(カード会社に連絡)。②少しのウォン現金。③交通カード(T-money)。④クリニックの支払い方法と領収書。⑤為替レートの変化。⑥予備のお金。
- ① カード: 韓国では、Visa・Mastercard・American Express・JCBなどのカードが多くの店で使えます(VISITKOREA、JCB、2026年10月閲覧)。利用限度額を確認し、必要ならカード会社に旅行を伝えます。Suicaなど日本の電子マネーは使えません(JCB)。
- ② 現金: 小さな店や交通カードのチャージ用に、少しウォンを持ちます。円は、韓国の銀行や公認の両替所でウォンに両替できます(両替と支払いの記事を参照)。
- 持ち出し・持ちこみのルール: 日本から100万円相当額をこえる現金などを持ち出すときは、日本の税関に申告します(税関)。韓国に1万米ドル相当額をこえる外貨を持ちこむときは、韓国の税関に申告します(韓国関税庁)。
- ③ 交通カード: T-moneyなどのチャージ式カードが、地下鉄やバスで便利です。
- ④ クリニックの支払い: いつ、どう払うか(前払い金、カード、振込)を前もって聞きます。書面の見積もりと領収書をもらいます。
- ⑤ 為替レート: 円安・円高で、円での費用が変わります。NHSのチェックリストも、為替の変化を考えるようすすめています(2026年10月閲覧)。
- ⑥ 予備のお金: 追加の宿泊、航空券の変更、追加の通院の分を分けておきます。計画した施術が原因なら、保険で払われない可能性が高いです。
美容施術の付加価値税(VAT)還付は終了しました。 韓国には、外国人観光客が受けた一部の美容施術について、付加価値税を還付する制度がありました。この制度は2025年12月31日で終わりました(2025年の税制改正、korea.kr)。2026年10月時点で、復活させる法案は成立していません。予算に入れないでください(VAT還付終了の記事を参照)。
回復のための荷物

図4. 回復のために持っていくもの。①前開きのゆったりした服。②かかとの低い靴と軽い上着。③日差し対策。④ネックピローとアイマスク。⑤いつもの薬(数日分多めに)。⑥充電器と変換プラグ(220V、丸いピン2本)。⑦軽食と水のボトル。⑧質問を書くノート。⑨着圧ソックス(医師にすすめられた場合だけ)。
施術の前ではなく、施術のあとの自分を想像して準備します。
- 前開きのゆったりした服。 腕を上げたり、顔の上を通したりせずに着られます。
- かかとの低い楽な靴と軽い上着。
- 日差し対策: 帽子、サングラス、医師が許可した日焼け止め。肌や顔の施術の多くは、しっかりした紫外線対策が必要です。
- ネックピローとアイマスク。 飛行機用と、上半身を起こして寝るよう言われたとき用。
- いつもの薬。 旅行の全日数分+数日分。
- 充電器と変換プラグ。 韓国は220V・60Hzで、コンセントは丸い穴が2つです(VISITKOREA、2026年10月閲覧)。日本のコンセント(平たいピン2本)とは形がちがうので、丸ピンの変換プラグが必要です。日本の機器は100V用のものもあるので、充電器に「100-240V」と書かれているか確認しましょう。書かれていない機器は変圧器が必要です。
- やわらかい軽食と水のボトル。 歯や顔の施術のあとは、やわらかい食べ物が楽なことがあります。クリニックの指示に従ってください。
- ノートやスマホのメモ。 質問、薬の時間、ケアの手順を書きます。
- 着圧ソックス(血のめぐりを助けるしめつけ靴下)。医師が飛行機用にすすめた場合だけ使います。
荷物は少なめにして、余裕をもたせましょう。手術のあとは重いかばんを持たずに済むよう計画し、空港への移動は歩く距離が少ない方法を選びます(仁川空港から江南への行き方の記事を参照)。
最終チェック:出発の1週間前

図5. 出発前の1週間に行う5つの最終チェック。①予約を書面で確認。②クリニックの近くの宿泊先を確認。③住所と119をオフラインで保存。④スマホのデータ通信を設定して試す。⑤助けてくれる人を決める。
- 予約の日にちと時間を書面で確認する(メールやメッセージ)。
- 宿泊先を確認する。 クリニックに近く、休みやすい場所か(回復しやすい宿の記事を参照)。
- オフラインで保存する: 韓国語の宿泊先の住所、クリニックの住所、コーディネーターの番号、韓国の救急番号119。観光案内電話1330は日本語にも対応しています(VISITKOREA)。
- スマホのデータ通信を準備して試す(eSIM、SIM、日本のキャリアのローミング。eSIM・ローミングの記事を参照)。
- 助けてくれる人を決める。 回復中に韓国や日本で手伝ってくれる人です。英国の旅行医療の案内も、移動中と帰国後にだれが付き添うかを前もって決めておくようすすめています(TravelHealthPro、2026年10月閲覧)。
よくある質問
日本人は韓国に行くのにK-ETAが必要ですか?
2026年12月31日までは一時免除なので、必要ありません(駐日韓国大使館)。ただし、K-ETAがない場合はe-Arrival Cardを出します。2027年以降の旅行は、出発前に最新情報を確認してください。
e-Arrival Cardはいつ、どこで出しますか?
到着の3日前から、公式サイトe-arrivalcard.go.krで出します。無料です(e-Arrival Card guide、2026年10月)。有効なK-ETAがあれば不要です。
K-ETAを自分から申請するメリットはありますか?
入国申告書(e-Arrival Card)を出さなくてよくなります。費用は10,000ウォン+手数料で、有効期間は3年です(k-eta.go.kr、2026年10月)。申請は公式サイトだけで行いましょう。
日本で処方された睡眠薬を持っていけますか?
ゾルピデムなど韓国で規制されている成分なら、MFDSの事前承認が必要です。入国の10営業日以上前にオンラインで申請します(駐大阪韓国総領事館、2025年1月)。
日本の変換プラグは必要ですか?
必要です。韓国は220Vで、コンセントは丸い穴が2つです(VISITKOREA)。機器が220Vに対応しているかも確認しましょう。
美容施術の付加価値税(VAT)は返ってきますか?
いいえ。制度は2025年12月31日で終わり、2026年10月時点で復活していません。
出典
旅行の計画にお困りなら、コーディネーターに相談できます。